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2003,08,01, Friday
1.風疹ってどんな病気?
多くは、発疹と微熱が3~4日続く程度の軽い病気です。 しかし、脳炎や血小板減少性紫斑病などの合併症を引き起こす可能性もあるので、決して安心できる病気ではありません。 特に問題になるのが妊婦さんへの感染です。抗体のない人が妊娠初期に感染すると、おなかの赤ちゃんに聴力障害や白内障などの先天性風疹症候群が起こる可能性が高くなります。その予防の為に、妊娠可能年齢およびそれ以前の女性に対するワクチン対策が重要です。 日本では、風疹の流行は2~3年の周期を有し、しかも10年ごとに大流行が見られていました。最近では、1976年、1982年、1987年、1992年に大きい流行が見られましたが、次第にその発生数は少なくなっていて、流行の規模も縮小しつつあります。 季節的には、春から初夏にかけて最も多く発生しますが、冬にも少なからず発生があります。 きちんと接種して妊婦さんを守ってあげよう!! 胎児への影響が深刻な風疹は、予防接種を徹底して、病気そのものを根絶していく事が必要です。 我が子だけでなく、これから生まれてくるすべての赤ちゃんの為にも、早めに接種して欲しいワクチンです。 2.接種時期は? 1歳過ぎに1回受ければOKです。 7歳半までに定期接種として無料で受けられますが、なるべく早く接種しましょう! 風疹ワクチン接種後、4週間あければ次の予防接種が受けられます。 注意!!(こんな時は受けたらダメ!) 発熱や下痢、のどの腫れがあるときは接種できません。鼻水程度で元気なら接種可能なこともありますので、医師に相談してみましょう! 3.風疹ワクチンQ&A Q,「風疹ワクチンの接種で、まれに脳炎になる」と、厚生労働省のパンフレットに書いてありますが、受けなくてはなりませんか? リスクが大きすぎませんか? A,ワクチンによる脳炎は100万接種に1例、実際に感染して脳炎を合併する頻度は、5000~2万4千人に1人。 この差を考えればワクチンを接種する方が実際にかかるよりも安全と言えるのではないでしょうか? Q,子どもの頃風疹にかかったのですが、妊娠中の検査で免疫がないことがわかりました。 風疹は一度かかっても免疫ができないことがあるのですか? A,風疹の予防接種は、接種後10~22年を過ぎても94~97%の人に抗体が維持されているという報告があります。 しかし、予防接種でも自然感染でも風疹抗体を維持するためには、風疹ウイルスとの接触が必要。 感染後しばらく風疹ウイルスと全く接触する機会がなかった場合、抗体価が低下してもう一度感染してしまう場合があります。 Q,現在二人目を妊娠中です。妊娠している間は、子どもへの風疹の予防接種を控えた方が良いでしょうか? A,お子さんに風疹ワクチンを接種しても、お母さんや胎児に影響するようなことはありません。 逆に、お母さんに風疹に対する免疫がない場合には、家族で積極的にワクチンを接種し、お母さんの周りを免疫の壁で取り囲んで守ってあげるようにした方がいいですよ。
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