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2003,11,01, Saturday
心筋炎・心外膜炎とは?
心臓の筋肉や、心臓を包んでいる心外膜が何らかの原因によって炎症を起こし、心臓の働きが傷害された病気です。 熱、咳、疲労感などのかぜ様症状で始まり、その後心不全症状が出ます。 突然死の原因疾患の一つであり、運動中や睡眠中にも認められます。 原因は まだ良く分かっていませんが 1)ウイルスによるものが、最も多いとされています。 (頻度の高いものは、コクサッキーウイルス、インフルエンザウイルス) その他、膠原病の初発症状として始まることがあります。 2)遺伝や他の人に伝染する事は、めったにありません。 症状は ★特異的な症状はなく、診断は困難なことが多いと言われています。 ■発熱、全身のだるい感じ、咳、胸痛、動悸、哺乳困難、元気がない、 嘔吐、腹痛などの感冒様症状で始まります。 ■その後、顔や足のむくみ、尿量減少、呼吸困難などが現れます。 また脈拍が乱れるのが特徴です。(うっ血性心不全症状、不整脈) ■重症の時は、意識がなくなり、まれに死亡することもあるので、 早く医師に診てもらう必要があります。 病像が多彩であるのが特徴で、過剰に診断される一方、見逃されている場合もあります。 ウイルス感染のすぐ後に引き続いて発症するのではなく、無症状の潜伏期間が存在するため、さらに発見が難しく、従来からのCK、CK-MBなどの検査のみでは診断率は低いと言われています。 診断の為にする検査 ■最初は心臓の病気であることが、なかなか分からないことがあります。 ■血液、心電図、胸部X線および心エコー(心臓超音波)検査→頻脈や種々の不整脈、左房、左室腔の拡大、左室収縮力の低下 ■より確実な診断と治療方針を決めるために、心臓カテーテル・心血管造影および心筋生検検査を行うこともあります。 治療 原因によって治療方法は異なりますが、 1)心不全と不整脈に対する対症療法及び、アスピリンや副腎ステロイドホルモンなどの抗炎症療法を行います。 2)心外膜炎で大量の心外膜液貯留がある場合は、心膜穿刺を行うことがあります。 以上のような治療を行っても、まれに重症化したり、後遺症を残したりすることがあります。
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