|
2003,12,01, Monday
1.原因
発生の仕組みは不明 最も一般的にみられる口内炎は「アフタ」と呼ばれるものです。アフタは円形または楕円形の境界明瞭な病変で、大きさは通常10ミリ以下です。中心部には灰白色の浅い潰瘍があり、その周辺は赤くなっています。好発部位は唇、頬および口腔底粘膜で、1~数個の病変を生じ、二週間以内に瘢痕を残さずに治癒します。症状は疼痛が主であり、通常は発熱や消化器症状などはありません。 アフタの原因として、感染、アレルギー自己免疫疾患、遺伝、栄養障害などが報告されていますが、明確な仕組みは分かっていません。したがって、再発の予防法も分かっていないのが現状です。身体の過労や偏食を避け、口腔内を清潔に保つ事が再発予防に有用と言われていますが、確実な方法ではありません。食物や薬剤によるアレルギー、ストレスなどが原因となることがあり、アフタが生じた前後の状況を調べて原因が分かれば、再発を予防できる可能性はあります。 2.治療方法 現在行われている一般的な治療法は、副腎皮質ステロイド薬の外用です。液体の鎮痛剤を外用して使用することもあります。硝酸銀を患部に湿布する焼灼療法は、医師の間でも賛否両論ありますが、痛みを和らげる効果はあるようです。その他ビタミンB・C剤や抗プラスミン薬などが処方される事もあります。 う歯や義歯が原因になることもあり、その場合は歯科・口腔外科での治療が必要となります。単純性アフタの他にベーチェット病など、全身疾患の部分症状として反復口内炎を生じることがあります。口内炎が頻回に反復して治癒に二週間以上要する場合は、大きくて深い病巣を生じ、治癒しても瘢痕が残る場合、さらに口腔以外の眼、皮膚、消化器などの症状がある場合は要注意です。専門病院での検査が必要です。 3.主な口内炎の種類と特徴 中央部が浅くくぼんだ白っぽい潰瘍ができる最も一般的な口内炎。約10日~2週間ほどで完治するが、再発する場合があり、何度も繰り返しできる場合は再発性アフタ性口内炎と呼ばれる。 口の中の粘膜が赤く炎症を起こす口内炎。「カタル」とは(流れる)という意味で、アフタ性口内炎と違い境界がはっきりしない。虫歯や歯槽膿漏、義歯の不具合などでできる。ビタミン不足などが原因の事もある。 ウイルスに感染して、高熱が続いてできる口内炎。口の粘膜が赤くただれて痛くて食べられなくなります。 カンジタ症など、カビが原因となってできる口内炎。 刺激物や薬物にアレルギーを起こしてできる口内炎。 ヘビースモーカーに多い口内炎。 4.口内炎ができやすい状況 ★暴飲暴食をしていたり、栄養のバランスが偏っている時 ★疲れやストレスがたまっている時 ★睡眠不足が続いている時 ★風邪などをひいて体調を崩している時 ★ビタミン不足の時 5.予防のポイント ①普段から口の中を清潔に保つ。 ②正しいブラッシング方で歯磨きをする。 ③バランスの良い食事を摂る。 ④規則正しい生活を心がける。 ⑤ストレスや疲れをため込まない。 ⑥ビタミンが不足しないようにする。 その他、香辛料、たばこ、お酒を控えたり、十分な睡眠をとり、体調を整える。
| 病気のお話 | 12:00 AM | comments (x) | trackback (x) |
|


