トップページ サイトマップ
むかいだ小児科
むかいだ小児科
〒791-3141  伊予郡松前町恵久美792-1
TEL:089-985-0115/ FAX:089-985-0159
周辺地図周辺地図
■NEW ENTRIES■
■CATEGORIES■
■CALENDAR■
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30   
<<前月 2010年09月 次月>>
■ARCHIVES■
■POWERED BY■
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■

気管支喘息
気管支の過敏性の為、気管支が収縮して起こります。発作的に起こり、繰り返します。

1.症状
・始めに鼻漏、くしゃみ、咳などがあり、咳とヒューヒューとか、ゼロゼロで呼吸が苦しくなります。息を吐く時に苦しいのです。
・たくさん痰が出ます。
・重傷になると横になれず、話もできません。顔色が悪くなり、手足が冷たくなり、脈が速くなります。

小発作:普通に遊ぶ、普通に会話する、普通に食べる、よく眠る、ヒューヒューゼーゼーが聞こえる
中発作:あまり動かない、話しかければ返事する、少ししか食べない、夜なら目を覚ます、大発作と小発作の中間
大発作:動くどころではない、話しかけても返事できない、食べられない、床の上に起きあがる、息苦しく唇は紫色となる

2.原因
吸入性----ダニ、ハウスダスト、カビ、花粉、動物の毛など
食物性----卵、牛乳、大豆、ソバ、カニ、エビなど
その他、運動、感染、天候の変化、大気汚染、煙、緊張やストレス、
遺伝的要因が多いが、アレルゲン不明の喘息も少なくありません。

3.検査
血液検査や皮膚テスト(アレルゲンの検査)、胸部のX線写真撮影、肺活量などの肺機能検査

4.薬物治療
・治療内容は、重症度によって違います。
・家庭での治療薬は、吸入薬と内服薬があります。
・携帯用吸入薬は、発作の起こり始めにタイミング良く行えば、すぐに発作が治まります。指示を守って使用すれば、とても効果的です。
・発作を起こさないようにする為には、抗アレルギー薬を、毎日続けて内服したり、吸入したりすることもあります。
・内服薬や吸入薬でコントロールできなくて、アレルゲンがはっきりしている場合には、減感作という定期的な注射療法を行う事もあります。

5.日常生活の管理(※発作を起こさないようにするための)
●よく掃除する(掃除機でほこりを吸い取り、ぞうきんで拭き取る。ほこりを舞い上がらせない)。
●じゅうたんは、ほこりがたまりやすいので敷かない。
●寝室のほこりや寝具は特に念入りに(シーツ類はこまめに取り替える、布団は日に当てて干す。ソバガラ・ハンヤ・羽毛布団は避ける)
●暖房は空気が汚れず、部屋のほこりが舞い上がらない物にする(電気カーペット、こたつ、パネルヒーター、電気ストーブなど)。
●のどや鼻の刺激になるものは遠ざける(花火、たばこの煙、蚊取り線香、ペンキ、シンナー、接着剤、防虫剤)。
●ペットはなるべく飼わない(部屋に入れない)。
●身体を鍛える(乾布、冷水摩擦や水泳、喘息体操)。
●喘息日記をつける(天候や気温の変化と発作のリズムをつかむ)。

6.発作が起こったら
軽い発作の時
・衣服をゆるめ楽な姿勢をとり(一般には起座位が楽)、安静にする。
・水分をたくさん飲んで、ゆっくり腹式呼吸をする。
・痰を出すようにする
↓それでも息苦しさが続く時
・発作止めを飲む
・さらに水分をたくさん飲んで痰を出す。
↓治まらない時↓治まっても翌日も発作が起こったら
・病院へ受診する。・病院へ受診する。
※発作の様子、飲んだ薬、飲んだ後の様子は記録しておいて、受診時に知らせる。

自宅に吸入器を備えている場合
自宅に吸入器を備えている場合

小児の気管支喘息の70%は思春期までに発作がなくなるが、発作時に窒息などで死亡することがある。
発作は家庭で起こる事が多いので家庭における管理と、発作時の対応の説明が重要です。
| 病気のお話 | 12:00 AM | comments (x) | trackback (x) |